2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

今後の展望

先週は忙しいのもあって工作にあまり手をつけられませんでした…。「Z80コンピュータを作ろう」企画の現状は、CPU・ROM・RAM・PIOという最小構成でシステムを動かせたところ。しかし本格的にゲーム機なりのシステムを作ろうと思ったら勉強すべきことが山積み…

RAMが仲間になった!

東芝のSRAM、TC55257DPL-85Lです。これ1個で32kBあり、アクセスタイムも85nsとおそらく速い部類で、やはりZ80基準だと未来のデバイスなのでしょう。まぁ、気にせず組み込んでいきます。 ROMとRAMでチップが1個ずつだけあって、それぞれに32kBのアドレス空間…

水晶発振の罠(レベル1)

先日とりあえず完成したミニマルなZ80システムは電源投入時の動作に問題がありました。手持ちの測定器具であれやこれやと調べてるうち、Analog Discovery 2のオシロスコープで次のような波形が… 水色がRESET#信号で、パワーオンリセットが500msほど続いた後…

Z80でLチカ!

思ったより簡単に動いてくれました。手こずったのはICのGNDつなぎ忘れなどの凡ミスばかり。 Lチカプログラムはとてもシンプルです。 PIOAD: equ 0 PIOAC: equ 1 org 0 ; ; PIO初期設定 ld a,11001111b ;ビットモードで動作 out PIOAC,a ld a,00001111b ;出力…

UbuntuでZ80アセンブラを書く

選択肢は色々あるようですが、次のサイトの zasm というZ80専用アセンブラを使うことにしました。 zasm - z80 assembler - download page オプションでCPUサイクル付きのリストが出せるのが面白そうです。導入方法は、Archiveから実行バイナリをダウンロード…

ROM(EN29F002)ライタ完成

RubyでPC側のソフトも作って、ROM書き込み環境が整いました! PC側書き込みソフト Arduino側ファームウェア 64kBまでのバイナリファイルをROMに書き込めます。64kBというのはPC側ソフトを簡単に実装にするための制限(かつ、Z80で使うには十分な容量)で、フ…